「ペットと快適に暮らす空間づくり」
ペットの居場所を確保する
日本の家庭においては、室内用ハウスやゲージを置くというのが一般的ですが、場所を取るのでジャマになることもあります。壁の一部や空きスペースを使い、ペットが安心できるスペースを確保してあげるのも方法です。
また、住まいにおけるペットの行動範囲と居場所は、家族がどう暮らすかによっても左右されますが、人とペットのゾーニングを明確にすることで、設計時に、どんな工夫や対策が必要かが見えてきます。
天井の低いスペースを好む習性のある犬のために、そういった空間を配置しいてはどうでしょうか。室内用ハウスやトイレなどペット用品を収納したり、人間のためのパントリーにも使え、リビングもキッチンもすっきり片付きます。入り口を格子戸にすれば、閉めていても飼い主の姿が見えるので、犬を不安にさせません。
健康で安全に暮らせる設備環境
猫は高さと奥行きを必要としますが、犬には平面的な広さが必要です。室内に犬用のスペースを設けるのが難しい場合は、ウッドデッキで室内空間を外部に広げることが可能です。ちょうど日本家屋における縁側のような役割で、天気のよい日には、家族もペットもくつろげるリラックススペースとして活用できます。
どろんこ遊びのあとは外の洗い場でさっぱり
多くの犬は非常にエネルギッシュな遊びや運動を好みます。肥満・ストレス防止のためにも毎日の散歩はもちろん、時には穴堀りなど思いっきり遊ばせることも重要です。そこで外に犬用の洗い場を設け、温水が使えるようにすると、シャンプーも同時にできるので、バスルームに連れていく間に室内を汚してしまうこともありません。
リビングの一角に土間スペース
土間は足が滑らないのでペットの足に負担をかけません。また夏は冷んやりした床で快適に過ごすことができます。
常に家族を感じる
フルオープンのサッシなら、テラスにいても家族の居場所がわかって安心します。
自由に動き回りたい
ペットドアを取付ければ、ペットがお部屋を自由に出入りできて、ペットとの暮らしをより快適にしてくれます。
